2023年05月22日（月）
共有持分
共有持分とは複数の人が1つの不動産を共同で所有しているときに、その不動産について持っている所有権の割合のことを指します。相続等によって複数人で共有している不動産は全員の同意がないと売却することができませんが、自分の持分だけであれば他の共有者の同意なしに売却することも可能となっています。
運営者コメント
相続が発生し単純承認で法定相続分通りに不動産を相続した場合、共有持分を持ち合う共有状態になることが多いです。所有権の持分としては持っているものの、実際に使用（占用）している人は1人であったりすると、その不公平感からトラブルになりやすいのも実務を通じて痛感します。単独の意思で処分出来ることに越したことはないため、出来れば共有状態は解消することを推奨します。
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